日暮里繊維街の歩き方
日暮里繊維街といえば、言わずと知れたソーイングファンの聖地。
山手線の日暮里駅近くには、何十軒もの生地店が所狭しと並んでいます。
全国からたくさんの人がやってるくる理由は、
生地の種類の豊富さと値段にあります。
日暮里の生地は既製品メーカーから余剰分を買い取ったものなどが多く、
一般の手芸店では流通していない洋服用の生地が安価で販売されています。
あまりに店の数が多いので、一日ですべてを見て回るのは不可能です。
目的をはっきりさせないままに出かけてしまうと、
疲れただけで何も買えなかったという結末に。
効率よく街を巡るためには、事前の準備が大切です。
それでは、日暮里繊維街の歩き方をご紹介します。
準備
日暮里を攻略するには、準備が大切!
なんとなく掘り出しものを探しに行っても、疲れるだけ。
親切に答えてくれる店員さんも少ないので、
用尺や生地の種類などは、予め決めておきましょう。
気に入った生地を次々に買っていると、
すぐに家の収納がいっぱいになってしまいます。
余計なものを買わないようにするためにも、
予め作るものを決めておくのが大切です。
準備1. 何を作るか決めておく
- デザイン
- 季節
- TPO
準備2. 生地をリストアップ
- 素材
- 用尺
準備3. 店をリストアップ
- 5店まで
- 回る順番は小さい店→大きい店
おすすめショップ
N0.1 長戸商店
大きな店ではありませんが、品揃えとコスパが群を抜いています。
店員のおじさんも親切で、混み具合もほどほど。
既製服メーカーからの余り生地が多いので、
服地に最適な素材が見つかります。
セールハガキの登録も忘れずに。
No.2 トマト
日暮里に数店舗展開する大型ショップ。特殊な生地も扱っていて、
種類の豊富さは随一です。
店員さんが無愛想なのが残念。
住所を登録をすると、セール期間中10%OFFになるハガキが送られてきます。
リネンなら
安田3丁目店
残念ながらリネンは日暮里でも安くありませんが、
安田商店は、カラーバリエーションが豊富で、
上質なリネンを取り扱っています。
ニット
パキラ
おしゃれな生地が並んでいて、いつも混雑しています。
長戸商店 2号館
無地中心で、手頃な値段です。400円~/m
高級素材
エレガンス
他店とは値段が一桁違います。
海外ブランドから流通した生地もあり、
グッチやアルマーニ、エミリオ・プッチなどの名前が並んでいます。
ウェディングドレスやフォーマル用など、
クオリティーの高い生地を探すならここがおすすめです。
伊藤ファッション サービス
少し値段は高めですが、クオリティーの高いものが揃っています。
ワゴンに並ぶ端切れはお買い得。
グルメスポット
馬賊
日暮里駅のロータリー前にある手打ち麺のラーメン屋。
麺を力強く打つ音が響いています。おすすめは担々麺。
羽二重団子
1819年創業の老舗団子屋。
生地選びに疲れたら甘いもので一休み。